お前の隣は俺だけのもの。
それでも、2人に会えたことは嬉しい。
昨日の態度を見たら。
もしかしたら、避けられてしまうんじゃないか、って思ったから。
そのくらい、怜央のまとっていた空気は普段と違かったから。
「怜央に聞きたいことがあって」
「んー?」
怜央は地面に座って菓子パンを食べ始めた。
潤も菓子パンの袋を開ける。
私はお弁当箱を袋から取り出しながら、怜央に聞きたかったことを話す。
「昨日のことなんだけど」
「うん?」
「なんで、『碧となにかあった?』って、あんなにも真剣な表情で聞いたの?」
怜央が菓子パンを食べる手を止めた。
それにつられてなのか、潤も食べるのをやめた。
怜央は少し考えた素振りをしたあと、潤に視線を送っていた。
アイコンタクト……?
怜央の視線に潤が頷く。
そのやり取りが終わってから、怜央は私に向き直った。
「陽菜ちゃんは、碧の裏の顔を知っているんだよね?」
「うん」
頷く私。
表向きは誰からも愛されるような雰囲気をまとっているのに、私や怜央、潤と一緒にいると、意地悪で腹黒で、悪魔みたいになる。
最初は裏の顔にはびっくりしたけど、今は慣れた。
昨日の態度を見たら。
もしかしたら、避けられてしまうんじゃないか、って思ったから。
そのくらい、怜央のまとっていた空気は普段と違かったから。
「怜央に聞きたいことがあって」
「んー?」
怜央は地面に座って菓子パンを食べ始めた。
潤も菓子パンの袋を開ける。
私はお弁当箱を袋から取り出しながら、怜央に聞きたかったことを話す。
「昨日のことなんだけど」
「うん?」
「なんで、『碧となにかあった?』って、あんなにも真剣な表情で聞いたの?」
怜央が菓子パンを食べる手を止めた。
それにつられてなのか、潤も食べるのをやめた。
怜央は少し考えた素振りをしたあと、潤に視線を送っていた。
アイコンタクト……?
怜央の視線に潤が頷く。
そのやり取りが終わってから、怜央は私に向き直った。
「陽菜ちゃんは、碧の裏の顔を知っているんだよね?」
「うん」
頷く私。
表向きは誰からも愛されるような雰囲気をまとっているのに、私や怜央、潤と一緒にいると、意地悪で腹黒で、悪魔みたいになる。
最初は裏の顔にはびっくりしたけど、今は慣れた。