Galaxy☆Quintet 〜優等生女子がバンドを始めた話〜【連載中】
「木之本、やはり俺は遠慮しておいた方が、」
「この期に及んで逃げんじゃねーよ!オレはお前とツインギターをやりてぇの!わかるか?」
「わかるかと言われてもだな……」
「ツインギターはオレの夢だったんだよ!」
「そ、そうなのか」
「初心者だからなんだってんだよ!オレが教えてやるっつってんだろ!」
「いや、だから、」
「オレはお前じゃねぇと駄目なんだよ!」
なんだか物凄く情熱的なアプローチを受けているみたいで恥ずかしくなってくる。
言いぶりからして理屈ではなく、こいつの感情論による主張でしかないわけか。
恐らくこんな感じでアンドリューさんとやらにもゴリ押ししたんじゃないだろうか。
しかしこの熱さこそが木之本の魅力なのかもしれない。
しばらくして駄駄を捏ねる木之本を見かねたのだろうか、金子が溜め息混じりに「仕方ないな」と口にしたものだから、木之本はガッツポーズ、水前寺はギョッとしていた。
「この期に及んで逃げんじゃねーよ!オレはお前とツインギターをやりてぇの!わかるか?」
「わかるかと言われてもだな……」
「ツインギターはオレの夢だったんだよ!」
「そ、そうなのか」
「初心者だからなんだってんだよ!オレが教えてやるっつってんだろ!」
「いや、だから、」
「オレはお前じゃねぇと駄目なんだよ!」
なんだか物凄く情熱的なアプローチを受けているみたいで恥ずかしくなってくる。
言いぶりからして理屈ではなく、こいつの感情論による主張でしかないわけか。
恐らくこんな感じでアンドリューさんとやらにもゴリ押ししたんじゃないだろうか。
しかしこの熱さこそが木之本の魅力なのかもしれない。
しばらくして駄駄を捏ねる木之本を見かねたのだろうか、金子が溜め息混じりに「仕方ないな」と口にしたものだから、木之本はガッツポーズ、水前寺はギョッとしていた。