Galaxy☆Quintet 〜優等生女子がバンドを始めた話〜【連載中】
「はあ!?仁はロクに演奏もできないヤツをメンバーに入れても良いのぉ!?」
「水前寺にも初心者な時期があっただろ。やらせるだけやらせてみるのも面白いんじゃないか」
「うわ、ちょっと、それマジで言ってんのかよぉ~……」
引きつった表情で乾いた笑いを漏らす水前寺は、こちらに視線をよこすなりジト目に切り替えて言ったのだ。
「多数決で負けちゃ従うしかないじゃんね〜。一応リーダーであるスバルの要望みたいだしぃ?」
「おお!やっとわかってくれたのか!」
「でも上達の見込みなければ即抜けてもらうからね~」
「まかせろ!火野はオレが選んだ男だぞ!マッハでうまくなるから期待しとけよ!」
とまぁこんな出だしでスタートした俺のバンド活動も、もうじき一年が経過しようとしているのには自分自身驚きを隠せない。
その驚きは、時の流れがあっという間だったということにも言えるし、一年経った今でも俺がバンドを続けられたことにも言える。
「水前寺にも初心者な時期があっただろ。やらせるだけやらせてみるのも面白いんじゃないか」
「うわ、ちょっと、それマジで言ってんのかよぉ~……」
引きつった表情で乾いた笑いを漏らす水前寺は、こちらに視線をよこすなりジト目に切り替えて言ったのだ。
「多数決で負けちゃ従うしかないじゃんね〜。一応リーダーであるスバルの要望みたいだしぃ?」
「おお!やっとわかってくれたのか!」
「でも上達の見込みなければ即抜けてもらうからね~」
「まかせろ!火野はオレが選んだ男だぞ!マッハでうまくなるから期待しとけよ!」
とまぁこんな出だしでスタートした俺のバンド活動も、もうじき一年が経過しようとしているのには自分自身驚きを隠せない。
その驚きは、時の流れがあっという間だったということにも言えるし、一年経った今でも俺がバンドを続けられたことにも言える。