Galaxy☆Quintet 〜優等生女子がバンドを始めた話〜【連載中】
中に入れば、アルコール類の瓶が置かれている棚を背景にしたカウンターがあって、それに沿って丸くて高さのある椅子がいくつか並べられている。
他にテーブル席が二つ設けられていて、ここだけ見れば何の変哲もないバーなのだけれど、更にもう一枚のドアを押せば、奥の部屋には私にとって最高の憩いの場があるのだ。
「おまたせみんな!」
私が元気良く声をかければ、個性の異なる四人の男子が一斉にこちらを見る。
「あれー、かおる今日は駅で着替えてこなかったんだ?」
「一刻も早く楽器に触れたくてつい」
「お嬢様学校の制服でバンドってのも、そのギャップにそそられるけどな」
「公の場でやれたもんじゃないけどね」
メンバーと会話しながら鞄をソファーに置く。
他にテーブル席が二つ設けられていて、ここだけ見れば何の変哲もないバーなのだけれど、更にもう一枚のドアを押せば、奥の部屋には私にとって最高の憩いの場があるのだ。
「おまたせみんな!」
私が元気良く声をかければ、個性の異なる四人の男子が一斉にこちらを見る。
「あれー、かおる今日は駅で着替えてこなかったんだ?」
「一刻も早く楽器に触れたくてつい」
「お嬢様学校の制服でバンドってのも、そのギャップにそそられるけどな」
「公の場でやれたもんじゃないけどね」
メンバーと会話しながら鞄をソファーに置く。