Galaxy☆Quintet 〜優等生女子がバンドを始めた話〜【連載中】
普段かおると接する時は大抵他のメンバーがいるから、実はこういうチャンスは中々やってこない。
ゆえに現在俺は現在柄にもなく結構舞い上がっていたりする。
気持ちを弾ませながらどんな話題を振ろうか思案していると、かおるが先に口を開いた。
「前も話したかもだけどさ、私の学校って真面目すぎて逆に馬鹿なんじゃないかってくらい、こういうことに関心無い人が多いの。考えに柔軟性がないっていうか、信じられないかもしれないけど勉強が恋人みたいな存在っていう人もたくさんいたりしてね」
「それはなんというか……少し、虚しいな」
「ねー。だからこうして遊べるのって凄く楽しいし、凄く嬉しい」
「なら良かった」
「あーあ、私もみんなと同じ高校に通えたらなぁ」
指を絡めた両腕を前に突き出して、背伸びしながらかおるは笑った。
ゆえに現在俺は現在柄にもなく結構舞い上がっていたりする。
気持ちを弾ませながらどんな話題を振ろうか思案していると、かおるが先に口を開いた。
「前も話したかもだけどさ、私の学校って真面目すぎて逆に馬鹿なんじゃないかってくらい、こういうことに関心無い人が多いの。考えに柔軟性がないっていうか、信じられないかもしれないけど勉強が恋人みたいな存在っていう人もたくさんいたりしてね」
「それはなんというか……少し、虚しいな」
「ねー。だからこうして遊べるのって凄く楽しいし、凄く嬉しい」
「なら良かった」
「あーあ、私もみんなと同じ高校に通えたらなぁ」
指を絡めた両腕を前に突き出して、背伸びしながらかおるは笑った。