Galaxy☆Quintet 〜優等生女子がバンドを始めた話〜【連載中】
そんなの俺だって心底から願っていることだ。
叶うものならかおるを転入させて、あわよくば俺と同じ特進クラスに通わせてやりたいくらいに、俺はかおると一緒にいられる時間を一秒でも増やしたい。
だがかおるみたいに優秀な人間は、やはりエリート校に通うのが正しい道なのかもしれない。
それは彼女自身の将来の為であり、また世の中の為であり、悲しいがかおるの両親だってそれを分かっていたから、彼女をあの学校に入学させたのだろう。
女性しかいない学校を選んだのも、かおるの父親の気持ちを考えるとなんとなくわかる気がする。
こんな可愛い一人娘、悪い虫がつく可能性のある共学にいれるのは抵抗があるだろう。
そう考えたら、今かおるが両親に内緒で俺達と遊んでいるというのは、だいぶ危ない橋を渡っていることになるのでは。
今更ながら、俺が危機感を抱いてしまう。
だがかおるがこの判断をしてくれているお陰で、俺はこうしてかおるに近付くことができているわけで。
叶うものならかおるを転入させて、あわよくば俺と同じ特進クラスに通わせてやりたいくらいに、俺はかおると一緒にいられる時間を一秒でも増やしたい。
だがかおるみたいに優秀な人間は、やはりエリート校に通うのが正しい道なのかもしれない。
それは彼女自身の将来の為であり、また世の中の為であり、悲しいがかおるの両親だってそれを分かっていたから、彼女をあの学校に入学させたのだろう。
女性しかいない学校を選んだのも、かおるの父親の気持ちを考えるとなんとなくわかる気がする。
こんな可愛い一人娘、悪い虫がつく可能性のある共学にいれるのは抵抗があるだろう。
そう考えたら、今かおるが両親に内緒で俺達と遊んでいるというのは、だいぶ危ない橋を渡っていることになるのでは。
今更ながら、俺が危機感を抱いてしまう。
だがかおるがこの判断をしてくれているお陰で、俺はこうしてかおるに近付くことができているわけで。