好きだった先生は、私の初めての男友達になりました。
_はっと我に返って体を戻す。

もう一度説明に耳を傾けるが、

まだ見られている気がして落ち着かない。

説明も、右から左へと流れていく。


そわそわして振り返ってみると_



今度こそ視線は合わなかった。

少し安心して前に向き直る。


説明を聞きながら

先生は誰になるのかと考えた。

さっきの先生じゃないといいな。
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