君に伝えたかったこと
不思議なネックレス
はじめて二人で出かけてから二週間。
芳樹が忙しく仕事をこなす一方、美貴恵も友人の結婚式やバイトが重なり普段よりも少しあわただしく過ごしていた。
そんな中、二人を繋ぐのは短い文字たち。
朝、どちらかが「おはよう」とメールを入れると、それが二人にとって一日の始まりになった。
二人が出会ったことで少しずつ変わり始めた日常。
その日も美貴恵からのメールで一日が始まった。
『おはよう 今日も寒そうだね。仕事がんばってね』
芳樹の携帯電話がラインの着信を知らせている。
まだ時間は8時前。メッセージを確認すると手早く返信し車に乗り込んだ。
『おはよう 今日仕事が終わったら逢えないかな? 予定よりも早く仕事が終わりそうだから。迎えにいくよ』
美貴恵は朝食の用意をしながらキッチンでそのメールを読んでいた。
『大丈夫だよ。お仕事が終わったら連絡して。待ってるから』
ラインのやり取りするのが毎日の日課になった。
芳樹が忙しく仕事をこなす一方、美貴恵も友人の結婚式やバイトが重なり普段よりも少しあわただしく過ごしていた。
そんな中、二人を繋ぐのは短い文字たち。
朝、どちらかが「おはよう」とメールを入れると、それが二人にとって一日の始まりになった。
二人が出会ったことで少しずつ変わり始めた日常。
その日も美貴恵からのメールで一日が始まった。
『おはよう 今日も寒そうだね。仕事がんばってね』
芳樹の携帯電話がラインの着信を知らせている。
まだ時間は8時前。メッセージを確認すると手早く返信し車に乗り込んだ。
『おはよう 今日仕事が終わったら逢えないかな? 予定よりも早く仕事が終わりそうだから。迎えにいくよ』
美貴恵は朝食の用意をしながらキッチンでそのメールを読んでいた。
『大丈夫だよ。お仕事が終わったら連絡して。待ってるから』
ラインのやり取りするのが毎日の日課になった。