君がすべてを忘れても、この恋だけは消えないように
新しい友達
*
樹くんとゲームセンターで遊んでから数日が経った。
樹くんは、相変わらず学校を休んだり遅刻したり早退したりで、あまり教室にはいなかった。
あの後、放課後誘われたこともあったけれど、私に用事があって都合がつかなかった。
――それにしても樹くん、サボりすぎじゃない?
出席日数大丈夫なのかな。
そんなことが心配になるくらい、樹くんは学校にいない。
まあ留年したら大変だし、さすがにその辺は計算してるよね……。
また、樹くんのことも心配だったけれど、私にはもうひとつ気がかりなことがあった。
図書館ノートの返事があれから来ていなかったんだ。
私が『もしかしてあなたって病気なの?』って書いてから。
樹くんとゲームセンターで遊んでから数日が経った。
樹くんは、相変わらず学校を休んだり遅刻したり早退したりで、あまり教室にはいなかった。
あの後、放課後誘われたこともあったけれど、私に用事があって都合がつかなかった。
――それにしても樹くん、サボりすぎじゃない?
出席日数大丈夫なのかな。
そんなことが心配になるくらい、樹くんは学校にいない。
まあ留年したら大変だし、さすがにその辺は計算してるよね……。
また、樹くんのことも心配だったけれど、私にはもうひとつ気がかりなことがあった。
図書館ノートの返事があれから来ていなかったんだ。
私が『もしかしてあなたって病気なの?』って書いてから。