君がすべてを忘れても、この恋だけは消えないように
私、どうしちゃったんだろ
*
「きゃーやった! ストライク! 栞上手になってる!」
ボーリングのピンが見事に全部倒れて、びっくりしている私に、瀬尾さん……じゃなかった、由佳ちゃんが飛びついてきた。
放課後、私と樹くんと由佳ちゃんと三人で遊びに来たのは、ショッピングモール内にあるボーリング場。
ボーリングに来るのもゲーセンに引き続き久しぶりで、ちょっと不安だった。
でも「俺が投げ方教えるから」と樹くんが言ってくれた上に、由佳ちゃんが「私もド下手だけど、楽しいよ~」と笑っていたので、気負わずに遊ぶことにした。
やっぱり私はそんなに上手じゃなかったけれど、樹くんが優しく投げ方のコツを教えてくれるし、由佳ちゃんも毎回「惜しい!」とか「今の上手だった!」とか盛り上がってくれるので、とても楽しかった。
「ま、まぐれだと思うけど……。でも嬉しい……!」
「きゃーやった! ストライク! 栞上手になってる!」
ボーリングのピンが見事に全部倒れて、びっくりしている私に、瀬尾さん……じゃなかった、由佳ちゃんが飛びついてきた。
放課後、私と樹くんと由佳ちゃんと三人で遊びに来たのは、ショッピングモール内にあるボーリング場。
ボーリングに来るのもゲーセンに引き続き久しぶりで、ちょっと不安だった。
でも「俺が投げ方教えるから」と樹くんが言ってくれた上に、由佳ちゃんが「私もド下手だけど、楽しいよ~」と笑っていたので、気負わずに遊ぶことにした。
やっぱり私はそんなに上手じゃなかったけれど、樹くんが優しく投げ方のコツを教えてくれるし、由佳ちゃんも毎回「惜しい!」とか「今の上手だった!」とか盛り上がってくれるので、とても楽しかった。
「ま、まぐれだと思うけど……。でも嬉しい……!」