小説「グレイなる一族」

セバスチャン「どっちでもいい・・」
グレイ「行くなら・・食器に鰹節を入れて入ってください」

「セバスチャン」は聞いてのとおり、どちらの派閥の意見でもよく私という生き物も鰹節が食器に入れてあるのなら、特に問題は無いのだ。「セバスチャン」がどっちでもいいと言うのには実は、理由がありそれはさっき黙って、「プーちゃん」用のお菓子を食べてしまいそんなにお腹が減っていないからだ。

新党マユなしと社民党の口論は激化の一途を辿っていく、途中で社民党の党首である「ノリィー」は、「セバスチャン」に自分の意見に同調するように企てるがお腹がいっぱいの「セバスチャン」の頭は、現在「ボー」っとしており失敗に終わった。

活発的になってきた「ノリィー」は敵勢力の分断化を試みるのだ。「マロン」と「グランマ」の結束力を強くまた彼らと爺ちゃん婆ちゃん子関係である「アーノルド」との結束も固い、そこで「ノリィー」に狙われたのは、「マーガレット」だ。

「マーガレット」は普段から自分の考えというものなくこの時も大勢いるからとの単純な理由で新党マユなしの一員になっていたのである。「ノリィー」が「マーガレット」を理論尽くめで洗脳してゆくと、しだいに「マーガレット」の心は揺れ動き「ノリィー」の指示で、「プーちゃん」が「マーガレット」にこう言うと、

プーちゃん「みき姉ちゃん・・おうちでご飯をたべようよ」

と言うと、「マーガレット」は新党マユなしを脱退し社民党に合流してしまった。「プーちゃん」大活躍である、「マーガレット」が社民党に加わった事により、最大派閥に躍り出たのは「ノリィー」を党首として率いる社民党であり、この議題は社民党の勝利に終わるかに見えたのだが、これを良しとしない「グランマ」は・・

グランマ「せっかく外に食べに行こうってゆっているのに・・」