小説「グレイなる一族」
エロイン「うーんなんかトイレしたくなってきたな・・」

やっぱり、「エロイン」の思考回路にはトイレに興味があって仕方ないらしい。

その時、「グレイ階段」を登ってくるもう一つの足音が!!
私は急いで「エロイン」から飛び降り、実は「エロイン」の相手をする為に玄関にきたのですよとの表情の練習を1-2回練習してから、更なる訪問を「グレイ玄関」で待ってみた。

セバスチャン「あーれ・・黒ちゃん・・おはよう待った?」

エロイン「いや今来たばかりでグレイちゃんと仲良くしていた所だよ」

この「セイン」の言葉をありのままを正確に言うと私が私以外の誰もがこの「グレイランド」に不在の為、しょうがなく「セイン」の接待をしていたのだ。

そして、私は「セバスチャン」の所に近寄りちょっと照れながら

グレイ「なんだ?・・セバスチャンかよ!!」

といって、彼の足元に近寄りその足に頬ずりしてしまった。

セバスチャン「なんだ・・なんだ・・」

エロイン「おお・・やっぱり武にはなついているんだね」

大きな間違いである。私はただこの「グレイランド」に「グランマ」らが不在の為、仕方なく「セバスチャン」で手を打ち・・「グレイ玄関」まで行ったら、「セバスチャン」ではなく「エロイン」が入国して来た為接待していただけで、接待している内に「セバスチャン」が帰国して来たので「エロイン」よりはいいだろうとの判断つまり数式で言うと「セバスチャン」大なり=「エロイン」だっただけである。

しかし、この二つの生き物は自分が一番私という由緒正しき誇り高き高貴な生き物から
愛されていると思い込みそれが厄介でならない・・

その時、「グレイ階段」を登ってくるもう一つの足音が!!
私は急いで「セバスチャン」から飛び降り、実は「セバスチャン」の相手をする為に玄関
にきたのですよとの表情の練習2-3回繰り返し「グレイ玄関」で待っていた。

「グレイランド」に帰国してきたのは、「グレイ農園」で一仕事終えた「グランマ」であった・・

グレイ「グランマ・・・やっぱりグランマじゃないと・・」





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