小説「グレイなる一族」
私は急いで「グランマ」の肩まで飛び上がると、日課の「熱き抱擁」は開始されたのだが
どうやら、「グランマ」は「グレイランド」から「エロイン」と「セバスチャン」が「グレイランド」に登っていくの見て、「エロイン」にお茶でも出さなきゃ・・というつもりで帰国したみたいなのだ。

グランマ「今・・畑仕事で汗だくだくグレイちゃんがいると熱いから下りて」

というと、私の体を「セバスチャン」に預け・・自分は「セイン」用のお茶を作りに「グレイキッチン」に行ってしまった。私の体が「セバスチャン」に引き渡されると

セバスチャン「ねぇ・・黒ちゃんみてみて」
「ホォーラ」
「チューだぞ」

グレイ「フギャピー!!」

またいつものようにキスされてしまったのだ・・

I am GALY・・
私の名は、グレイ

私は、「大人のキス」だけは今回気をつけた由緒正しき誇り高き高貴な生き物の血を宿す
一族の末裔である。


< 147 / 211 >

この作品をシェア

pagetop