小説「グレイなる一族」
「セバスチャン」がトイレの中で頑張っているので、
仕方なく外で私は彼に訴えかけてみた。

グレイ「頑張るのが終わったら、一番絞りの水くださいな・・」
セバスチャン「・・・・・・・」

ただ頑張る事に彼は集中しているようだ。何となくその気持ちを私も理解出来るので
彼が頑張るのが終わるまで待つことにした。

待つ事15分ようやく彼は頑張るの終えすっきり爽快とした顔でトイレから出てくると・・待ちくたびれた私は・・散々彼の足元に甘え甘えを行い私の目的へと誘導してみたすると、

セバスチャン「もうお腹減ったの?」

そう言いながら私の食器にカツオ節と煮干とを少し入れてくれたのである。なんか正月と
盆がイッペンにやって来たようなモノで私はそれに貪りついたのであった。

I am GALY・・
私の名は、グレイ

私は「臨機応変」とういう技を巧の世界で使いこなせる由緒正しき誇り高き高貴な
一族の血を身体に宿す「グレイランド」の長たるものである。


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