Livre magie〜今世の幼なじみ〜
三 青空
ほうきで空を飛びながら物の怪を探していた僕らだったけど、突然光線がどこかの廃ビルから発射された。
「うわっ!」
「ノワール!」
メルキュールが防御魔法を唱え、バリアを作ってくれる。突然のことに驚いたけど、これで敵がどこにいるのかはハッキリとした。
「あそこって、青年と親友が飛び降り自殺をした廃ビルだよね?」
メルキュールがそう言い、僕は頷く。屋上にゆっくりと地面から巨大な鬼のような物の怪が現れた。ボスの体にはいくつも顔があり、それらが手下なのだとわかる。
「メルキュール、援護をお願い。僕が奴を倒すよ」
「わかった!任せて!」
互いに真剣な顔で見つめ合い、僕は物の怪に向かってほうきで突っ込んでいく。物の怪は拳を振り上げて攻撃しようとしたため、剣を取り出してその腕を斬り付けた。
「ぎゃあぁぁぁぁ!!」
ボスだけではなく、手下まで悲鳴を上げるため耳を塞ぎたくなるほどうるさい。でも、この物の怪の体はすぐに斬れるらしく、腕は僕のそれほど強くない力でも簡単に斬り落とせた。
「うわっ!」
「ノワール!」
メルキュールが防御魔法を唱え、バリアを作ってくれる。突然のことに驚いたけど、これで敵がどこにいるのかはハッキリとした。
「あそこって、青年と親友が飛び降り自殺をした廃ビルだよね?」
メルキュールがそう言い、僕は頷く。屋上にゆっくりと地面から巨大な鬼のような物の怪が現れた。ボスの体にはいくつも顔があり、それらが手下なのだとわかる。
「メルキュール、援護をお願い。僕が奴を倒すよ」
「わかった!任せて!」
互いに真剣な顔で見つめ合い、僕は物の怪に向かってほうきで突っ込んでいく。物の怪は拳を振り上げて攻撃しようとしたため、剣を取り出してその腕を斬り付けた。
「ぎゃあぁぁぁぁ!!」
ボスだけではなく、手下まで悲鳴を上げるため耳を塞ぎたくなるほどうるさい。でも、この物の怪の体はすぐに斬れるらしく、腕は僕のそれほど強くない力でも簡単に斬り落とせた。