恋友~幼馴染みの君はいつも私に付いてくる~
自分で気付くほど不整脈が度々起きて、
胸痛に息切れにむくみ……
ずっとそばに主治医がいるんだから
バレるのは当たり前だ。
初めて入院した時も、先生に散々注意されて
それでも誰にも言えずに平気な顔をしてたのは、
賢心に心配かけたくない想いもあったけれど、
それよりも、あの時の自分を責めるお父さんの
顔が忘れられなくて……
*****
「ごめんな……父さんのせいで、雪乃に無理させて病気になってしまって…すまない、雪乃」
「お父さん、私平気だよ。元気だしどこも辛くないし、絶対長生きするから!」
泣いていたお父さんの顔が今でも頭から離れなくて、私はどうしても隠してしまう癖がついた。
*****
「雪乃、そろそろ検査行こうか」
「…うん」
そして検査の結果、入院する事になった私は
荷物を取りに一旦帰らせてもらう。
「1人で大丈夫?」
「大丈夫だよ。賢心仕事あるでしょ…」
「ごめんな、着いたら連絡して」
「わかったよ」
胸痛に息切れにむくみ……
ずっとそばに主治医がいるんだから
バレるのは当たり前だ。
初めて入院した時も、先生に散々注意されて
それでも誰にも言えずに平気な顔をしてたのは、
賢心に心配かけたくない想いもあったけれど、
それよりも、あの時の自分を責めるお父さんの
顔が忘れられなくて……
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「ごめんな……父さんのせいで、雪乃に無理させて病気になってしまって…すまない、雪乃」
「お父さん、私平気だよ。元気だしどこも辛くないし、絶対長生きするから!」
泣いていたお父さんの顔が今でも頭から離れなくて、私はどうしても隠してしまう癖がついた。
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「雪乃、そろそろ検査行こうか」
「…うん」
そして検査の結果、入院する事になった私は
荷物を取りに一旦帰らせてもらう。
「1人で大丈夫?」
「大丈夫だよ。賢心仕事あるでしょ…」
「ごめんな、着いたら連絡して」
「わかったよ」