お前が好きだ。

彼女の誘惑





「……お前…スカートだよな?」


俺はベットに座って葉花を見下ろす。


「うぎゃッ!!」


葉花は飛び起きて正座を少し崩した体勢になった。


「うぎゃッてなんだよ。」


「だってパパパ…パンツ…見られたらヤバイんだもん!!」


こんな子でもちゃんと分かってはいるのね?


「別にお前に興味無いし。例え見えてもドキッとかしないからそんな心配いらないよ。」


…めっちゃするよ!ドキッて!てか、もうすでになってるし!!!!


「なによ…!最低なのね!悠木って!だから彼女出来ないのよ?!!」


「なんだと?」


俺は葉花を睨む。。


まぁ軽くだが……


それに気づいた葉花は急に涙目になって俺に睨み返した。


その行動は、俺にとっては可愛いとしか思えないから睨んでも無駄なんだよな?



「悠木なんて嫌い!こんなとこ来るんじゃなかった!!」


今どきの女子高生って何考えてんだかワケわかんね〜!!




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