お前が好きだ。




その瞬間…


あたしは悠木に引き寄せられて


首元に悠木の唇があたって…


「あっ……!!」


小さな痛みが身体中にはしった…


イヤらしい音が玄関に響いた…


そして、あたしは解放されて今度はマフラーをあたしから奪った。。


奪った犯人は、そのマフラーを握ってあたしに


「マフラー禁止。。」


そう言った。


あたしは、首元に目線を映すと赤いキスマークがあった。




「何これ?」


「ん?悪い男がお前にこさせないおまじない♪」


おまじない????


「あ。それそう簡単に落ちないから。。」


悠木は意地悪な笑みを溢してあたしに背を向けて去って行った…




「最低ッ!!」


あたしの声は、家中に響いた……




もう何なのよ〜〜!!!!





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