お前が好きだ。
「さ。葉花ちゃんは、なんで此処にいんの?」
本題はこれ。。
葉花のことを姉貴に聞いて欲しかったために…姉貴を呼んだ。
「俺の先輩がさ、ニューヨークに行くって言っててさ…妹連れていけないから俺にあずけて欲しいって…言って…」
「それで二人で暮らすってこと?」
姉貴は、沙乙の寝顔を見ながら俺に言った。
「うん。まぁ相手は高校生だったから…まさか惚れるまではいかないって思ってたんだけど…」
「あんたが我慢出来ると思う??出来たら、誉めてあげるよ。」
「出来るわけありませんね。。」
俺がふてくされた顔をすると姉貴は、笑った。
「ふふっ。正直でよろしい!!」
俺は、コップの中に残っているオレンジジュースを飲みほして口を開いた。
「でも、一目惚れだった。」
俺の言葉に真剣になる姉貴。。