お前が好きだ。
「なんで?」
俺は天井を見上げた…
真っ白で無地…
今までは、地味とか寂しいって感じだった天井…
でも、葉花が来て変わった。。
葉花はどうやら、白が好きみたいで俺ん家の真っ白な壁や天井を気に入ってくれた…
なんて…俺…それだけで喜んじゃうっておかしいかな?
俺は、再び葉花を見下ろした。
今日の葉花の服を見てみるとやっぱ白のTシャツを着ていた。
このまま…俺も白色が好きになりそう…
俺は一人そんなことを考えながら葉花の返事を待った。
「恥ずかしいから…」
小さな声で葉花は呟いた。
自分から抱きついて来たのに??
「なら離さない。」
俺は葉花の背中に手をまわしてる力を強くした…
ギュッ
「ちょっと!?悠木!」
「離さない。」