お前が好きだ。
「沙乙は〜姉貴の子供だよ?」
俺は葉花の腕を掴んで葉花を見上げた。
「子供さん!??」
目を見開いて葉花は言った。
「うん♪子供だよ。。」
「そっか〜。。好きな人かと思った…あたし以外に…」
葉花は悲しい目をして俺から目を反らした。。
「有り得ねぇだろ?」
俺は葉花の手を自分の頬にあてて目をつむった。
「…有り得るもん!!あたし…彼氏いるの初めてだから良く分からないの…」
冷たくて気持ちいい葉花の手を俺の唇にあてた。
チュッ
唇を離すと共に軽く音が鳴った。
「俺は、絶対…お前以外の女を好きになんかならない。」
「……悠木……」
葉花の顔はとても赤くて、熱でもあるのかくらい手が熱かった
「…ん?」
葉花は下を向いて動かなくなってしまった。
「葉花?」