能力を失った聖女は用済みですか?
「ルナはすごいだろう?オレはルナなら素晴らしいものを作れると信じていた!」
と、無茶振りをした本人は豪快に笑った。
褒められるのは嬉しいけど、出来ればもう急な無茶振りはやめて欲しい。
本当に……お願いしますよ。
「ええ、そうですね!叔父上の人を見る目は確かです!これからシャンバラは、良い人材がどんどん集まってくるのでしょうね」
「ははっ。そう持ち上げるな……あ、そうだ、シャル。早速あの話を」
「あ、はい、そうでした!」
言うや否や、シャルは私に向き直り口を開いた。
「実はルナさん。あなたが作ったこのお菓子……」
シャルはテーブルを指差した。
そこには、デザートで出されたルナシータがある。
「量産して各国に売り捌いてみませんか?」
「……はい?」
私が首を捻ると、今度はシャルの側近が話に加わる。
シスルと同じインテリの雰囲気がする彼は、ゆっくりと説明を開始した。
と、無茶振りをした本人は豪快に笑った。
褒められるのは嬉しいけど、出来ればもう急な無茶振りはやめて欲しい。
本当に……お願いしますよ。
「ええ、そうですね!叔父上の人を見る目は確かです!これからシャンバラは、良い人材がどんどん集まってくるのでしょうね」
「ははっ。そう持ち上げるな……あ、そうだ、シャル。早速あの話を」
「あ、はい、そうでした!」
言うや否や、シャルは私に向き直り口を開いた。
「実はルナさん。あなたが作ったこのお菓子……」
シャルはテーブルを指差した。
そこには、デザートで出されたルナシータがある。
「量産して各国に売り捌いてみませんか?」
「……はい?」
私が首を捻ると、今度はシャルの側近が話に加わる。
シスルと同じインテリの雰囲気がする彼は、ゆっくりと説明を開始した。