『あっ!ごめんなさい…』


すかさず
手を服から離した…
私は
うつむいたままだった


雄輔さんの
手が私の頭を
撫でる…


私が顔をあげると
雄輔さんはニコっと
していた

『寝つくまでここにいるよ』


そう言って
雄輔さんは
ベッドに腰をかけた


私が寝つくまで
雄輔さんは
ずっと頭を撫でていた




私は
安心したように
眠りについた…
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