2人の間に
沈黙が流れた


『ありがとう…
じゃあね』

『待って!!』


降りようとした時
雄輔さんに
引き止められた…


『これ。いつでも呼んで!
俺スーパーマンだから』

少年のような目をして
雄輔が言う

『じゃあね』

『ばいばい』


わたされた
紙を見ると
携番が書かれていた…


嬉しくて

嬉しくて


たまらなかった
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