妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
ミントティーと一緒に砂糖菓子がカテリアーナの前に差し出される。
「ありがとう、エルシー。このお菓子は何かしら?」
「スミレの砂糖漬けです」
「スミレ? 食べられるの?」
「食用に改良してあるものです」
感心しながら、カテリアーナはスミレの砂糖漬けを一つ摘まむ。
ふわっといい香りと甘さが口の中に広がる。
「美味しいわ」
「それはよろしゅうございました。全部お召し上がりになっても構いませんが、まもなく晩餐のお時間です。少し控えた方がよろしいかもしれません」
「大丈夫よ。わたくし大食いなの」
「大食いですか? とてもスタイルがよろしいので、そのようには見えませんが」
カテリアーナはもう一つスミレの砂糖漬けを口に頬張る。
「肉や魚などの動物の油はダメなの。でも野菜や果物はたくさん食べるのよ」
「動物の油がダメということは陛下より伺っておりますが」
「ありがとう、エルシー。このお菓子は何かしら?」
「スミレの砂糖漬けです」
「スミレ? 食べられるの?」
「食用に改良してあるものです」
感心しながら、カテリアーナはスミレの砂糖漬けを一つ摘まむ。
ふわっといい香りと甘さが口の中に広がる。
「美味しいわ」
「それはよろしゅうございました。全部お召し上がりになっても構いませんが、まもなく晩餐のお時間です。少し控えた方がよろしいかもしれません」
「大丈夫よ。わたくし大食いなの」
「大食いですか? とてもスタイルがよろしいので、そのようには見えませんが」
カテリアーナはもう一つスミレの砂糖漬けを口に頬張る。
「肉や魚などの動物の油はダメなの。でも野菜や果物はたくさん食べるのよ」
「動物の油がダメということは陛下より伺っておりますが」