妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
エルシーはぱくぱくとスミレの砂糖漬けを頬張るカテリアーナを戸惑いながら見ている。だが、美味しそうに食べるカテリアーナの姿にふっと顔が緩む。
「ミントティーも美味しいわ。エルシーはお茶を淹れるのが上手なのね」
「そうように仰っていただけますと光栄です。では、私は晩餐のドレスの準備をしてまいります。準備が整うまではお寛ぎください」
スミレの砂糖漬けを完食してしまったカテリアーナは少し物足りなさを感じながら、ミントティーを楽しむ。
しばらくすると、エルシーがウォークインクローゼットから一着のドレスを抱えてきた。
「お待たせいたしました、カテリアーナ様。本日の晩餐はこちらのドレスでのぞむのはいかがでしょう?」
白を基調としたエンパイアラインのドレスは、バラが絡まったような模様が刺繍されている。まるでバラの蔓をそのままドレスにしたような感じだ。
「まあ、素敵なドレスね」
「では、決まりですね。髪はハーフアップにして生花の白バラを飾りましょう」
「ミントティーも美味しいわ。エルシーはお茶を淹れるのが上手なのね」
「そうように仰っていただけますと光栄です。では、私は晩餐のドレスの準備をしてまいります。準備が整うまではお寛ぎください」
スミレの砂糖漬けを完食してしまったカテリアーナは少し物足りなさを感じながら、ミントティーを楽しむ。
しばらくすると、エルシーがウォークインクローゼットから一着のドレスを抱えてきた。
「お待たせいたしました、カテリアーナ様。本日の晩餐はこちらのドレスでのぞむのはいかがでしょう?」
白を基調としたエンパイアラインのドレスは、バラが絡まったような模様が刺繍されている。まるでバラの蔓をそのままドレスにしたような感じだ。
「まあ、素敵なドレスね」
「では、決まりですね。髪はハーフアップにして生花の白バラを飾りましょう」