妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
カテリアーナも弓に興味を持ったようで、先日子供用の弓を与えたばかりだった。
「陛下。王女殿下はすごいですよ」
「そうです。弓の才能がありますよ」
騎士たちが口々にカテリアーナを褒め称える。
「カティの弓の腕はそんなにすごいのか?」
「おばあさまにも見せてあげる」
カテリアーナは騎士に預けてあった自分の弓と矢筒を受け取ると、弓に矢をつがえ構える。
「ここから打つのか? 的まで遠くはないか?」
「大丈夫ですよ、陛下。見ていてください」
木にぶら下げてる的の位置は、大人が練習する時の距離くらいある。
騎士たちは全く動じた様子がない。その様を見てもクローディアは内心ハラハラしていた。
風を切った音がしたかと思うと、的の真ん中に矢が刺さっていた。
「お見事!」
騎士たちが再び歓声をあげる。
カテリアーナは祖母のほうへ振り替えると、得意気に笑う。
「……すごいのう」
「そうでしょう。百発百中ですよ」
騎士たちの話によると、カテリアーナは今まで一発も外したことがないという。
クローディアは唖然とした。
「陛下。王女殿下はすごいですよ」
「そうです。弓の才能がありますよ」
騎士たちが口々にカテリアーナを褒め称える。
「カティの弓の腕はそんなにすごいのか?」
「おばあさまにも見せてあげる」
カテリアーナは騎士に預けてあった自分の弓と矢筒を受け取ると、弓に矢をつがえ構える。
「ここから打つのか? 的まで遠くはないか?」
「大丈夫ですよ、陛下。見ていてください」
木にぶら下げてる的の位置は、大人が練習する時の距離くらいある。
騎士たちは全く動じた様子がない。その様を見てもクローディアは内心ハラハラしていた。
風を切った音がしたかと思うと、的の真ん中に矢が刺さっていた。
「お見事!」
騎士たちが再び歓声をあげる。
カテリアーナは祖母のほうへ振り替えると、得意気に笑う。
「……すごいのう」
「そうでしょう。百発百中ですよ」
騎士たちの話によると、カテリアーナは今まで一発も外したことがないという。
クローディアは唖然とした。