妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
1-2
カリュオン王国はハーピィの国だ。王都はラ・フィーネという。
ハーピィは鳥の妖精だ。彼らは空に浮かぶ都に住む。
王都ラ・フィーネも空に浮かんでいる。
「どうやってあそこまで行くのかしら?」
遥か遠く空に浮かぶ都をカテリアーナは見上げる。
「鳥が連れて行ってくれるのだ。今、カルに先触れとして行ってもらっている」
白いフクロウに変化したカルスを見てカテリアーナは驚いた。ラストリアで塔の中に閉じ込められていた時に時々やってくるフクロウに似ていたからだ。
「陛下が度々会いに行く女性がどのような方か気になりまして。毎日カテリアーナ様を起こしに行っていたのは私ではありませんのでご安心ください」
カテリアーナがそれとなくカルスに聞いてみたところ、白状をした。ちなみに毎朝カテリアーナを起こしてくれた小さなフクロウはカルスの使い魔だという。
ハーピィは鳥の妖精だ。彼らは空に浮かぶ都に住む。
王都ラ・フィーネも空に浮かんでいる。
「どうやってあそこまで行くのかしら?」
遥か遠く空に浮かぶ都をカテリアーナは見上げる。
「鳥が連れて行ってくれるのだ。今、カルに先触れとして行ってもらっている」
白いフクロウに変化したカルスを見てカテリアーナは驚いた。ラストリアで塔の中に閉じ込められていた時に時々やってくるフクロウに似ていたからだ。
「陛下が度々会いに行く女性がどのような方か気になりまして。毎日カテリアーナ様を起こしに行っていたのは私ではありませんのでご安心ください」
カテリアーナがそれとなくカルスに聞いてみたところ、白状をした。ちなみに毎朝カテリアーナを起こしてくれた小さなフクロウはカルスの使い魔だという。