妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
カテリアーナはエルファーレン王国で彼に会ったことがある。王宮舞踏会が開かれた日、謁見で初めて顔合わせをしたのだ。
同じ人間族なのでいろいろと話を聞きたかったが、謁見の時間は短く話すことはできなかった。その後、玉座からレイナードの姿を探したが、見つからずブランシュに会ったというわけだ。
レイナードはサファイヤの前に進み出ると跪く。サファイヤがレイナードに手を差し出したので、レイナードはその手を取り、手の甲に口づけを落とす。
「女王陛下におかれましてはご機嫌麗しく。また、ご健勝の様子で何よりでございます」
「堅苦しい挨拶は良い。今回も珍しい品を持ってまいったのか?」
「はい。一週間ほど滞在いたしたく。商いの許可をいただけますか?」
「許す。王宮の者たちも楽しみにしておるゆえ、明日にでも品を見せてやってくれ」
「承知いたしました」
同じ人間族なのでいろいろと話を聞きたかったが、謁見の時間は短く話すことはできなかった。その後、玉座からレイナードの姿を探したが、見つからずブランシュに会ったというわけだ。
レイナードはサファイヤの前に進み出ると跪く。サファイヤがレイナードに手を差し出したので、レイナードはその手を取り、手の甲に口づけを落とす。
「女王陛下におかれましてはご機嫌麗しく。また、ご健勝の様子で何よりでございます」
「堅苦しい挨拶は良い。今回も珍しい品を持ってまいったのか?」
「はい。一週間ほど滞在いたしたく。商いの許可をいただけますか?」
「許す。王宮の者たちも楽しみにしておるゆえ、明日にでも品を見せてやってくれ」
「承知いたしました」