妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
ソゥレの森のリーダーはカテリアーナから素早く離れる。
「ブチ猫ちゃんにも同じことを言われたけれど、わたくしはハイエルフではないわ、くしゃ猫ちゃん」
「だから、くしゃ猫じゃねえって言ってんだろうが! これはな。漢同士の戦いだ! 女は引っ込んでろ!」
くしゃ猫は爪を出しながら、腹の底に響くような声で怒鳴る。
「そういうわけにはいかないの! 今すぐケンカはやめなさい!」
「関係のないやつが顔を突っ込んでくるな!」
「だって! もふもふが傷つくのを見るのはいやなの!」
その場にいた猫たちは皆、カテリアーナの力説に呆気にとられる。
「「「「「は!?」」」」」
「ぶっ!」と噴き出す声がツリーハウスの裏手から聞こえる。
「ブチ猫ちゃんにも同じことを言われたけれど、わたくしはハイエルフではないわ、くしゃ猫ちゃん」
「だから、くしゃ猫じゃねえって言ってんだろうが! これはな。漢同士の戦いだ! 女は引っ込んでろ!」
くしゃ猫は爪を出しながら、腹の底に響くような声で怒鳴る。
「そういうわけにはいかないの! 今すぐケンカはやめなさい!」
「関係のないやつが顔を突っ込んでくるな!」
「だって! もふもふが傷つくのを見るのはいやなの!」
その場にいた猫たちは皆、カテリアーナの力説に呆気にとられる。
「「「「「は!?」」」」」
「ぶっ!」と噴き出す声がツリーハウスの裏手から聞こえる。