🎂ショコラ・シャンティー🎂

其の言葉に、彼女は眼を見開くと、『な・・・何よ・・・それ・・・』と面接シートを奪い返す。彼女はその紙📃を見やると、そこには―――間宮裕子と書かれており、東京製菓学校と書かれていた。男性は真面目に『君が・・・間宮さんだったんだね・・・俺・・・真琴祐樹という・・・宜しく・・・』と手を差し出してきた。彼女は行き成りの展開に、『―――あ・・・あの・・・』と言う。手をゆっくり差し出すと、愛美は吃驚した様にみやった。何かを感じ取ったようで、『貴方・・・雅か・・・』と言った。すると、彼女は目を丸くした。こんなところで会えるだなんて。
間宮裕子か―――覚えておこうか。だけど、この名前―――何処かで聞き及んでいた―――――。
間宮裕子はニコッと笑いだし、『―――貴方・・・良い顔・・・しているわね・・・』と言った。
その時、『―――おい・・・裕子・・・』と声が轟いた。すると、其処には、滝川蓮と言う、男性が現れた。彼女は事情を察して『帰りましょ・・・食事🍽は・・・また後で・・・ね？裕子ちゃん？』と笑った。それから、彼女達は何処かに行ってしまった。滝川蓮は彼女の様子をみやると、『―――お前・・・まさか・・・』と言い放つ。彼女の人生の転機がやってきた様だ―――――。
滝川蓮は『お前・・・どうして・・・あんな奴と・・・？』と聞いて来た。だけど、彼女は聞く耳を持たず、『今の人・・・綺麗な人・・・だし・・・格好いい人だわ・・・ひょっとしたら・・・また・・・会えるかもしれない・・・』と言った。
『―――お前・・・浮気するのか？俺の事・・・すきじゃないのか？どうなんだ？』
『―――な・・・何よ・・・貴方だって・・・浮気性だったのよ？わ・・・私・・・どすればいいのよ・・・』
―――ひ・・・酷いじゃない・・・