🎂ショコラ・シャンティー🎂
其の言葉に、真琴祐樹は真面目に付き合うと宣言し、彼女はドキドキと胸が高鳴り、『祐樹・・・君・・・貴方・・・』と呟いた。彼女は何かを感じたようで、ゆっくり頭を下げると、『―――私も・・・此の人と・・・一緒になりたい・・・一緒に笑って・・・泣いて・・・悔やんで・・・大好きで居たい・・・』と言って来た。その姿に、誰もが吃驚してしまい、顔を見合わせた―――。
家族の三人は『―――滝川蓮・・・君の事は・・・どうなるの?本当に・・・振っちゃったの?』と問い質した。其の言葉に、裕子はキッと睨み付けると、『あんな・・・浮気者・・・いらない・・・もっと・・・真面目な人を・・・見付ける・・・そして―――。見付けた。』と言った。
間宮家の両親と兄貴はとても吃驚してしまい、『―――貴方達・・・本当に・・・それでいいの・・・かしら?』と言って来た。其の言葉に寄り、裕子と祐樹は目を丸くすると、『―――貴方達・・・惹かれ合ったのね――――。見付けた人を・・・放って置けという・・・人はいないわ・・・』と笑ってみせた。彼女は『―――貴方達・・・浮気はしては行けないわ・・・その約束を・・・守るなら・・・💒👰結婚👰💒しても良いわ・・・』ときっぱりと条件を出してきた。好きだと思う人と一緒に居る事こそが、大事な存在になっていくものだ。いつの間にか、一緒に居るし、いつの間にか、キスする関係になるし、いつの間にか―――子供を産む、育てる関係になったり、2人はこの先の生活を考える事になった。いつの間にか、人を愛する関係になり、それがずっと続くような関係が、本当の関係でもある。友達でもそうだ。いつの間にか、友達を大好きだと思ったり、格好良く、可愛い人と仲良く鳴ったり、それが友達というものである。💒👰結婚👰💒式は来年執り行う事になり、2人は来年の六月に結婚式を挙げる事が出来る。大好きな人々をゲットするのは、自分の力で見つける物だ。そうだ―――自分達が馬鹿でなければ、よりを戻せる筈だ。
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