🎂ショコラ・シャンティー🎂
それから、面接室に入ると、そこには、社長と代表取締役、人事部長と面接官がいた。彼女は作ったお菓子を最初に、手渡すと、味見させることになった。此処の店は『―――ルージューーー』が上手く捕まって暮れれば、此処での仕事ぶりは、『パティスリー』も当然、初陣の店になる。面接官はこれを食べると、『とても美味しいな!!!』と言った。其の言葉に、彼女はドキドキしており、『ほ・・・本当・・・ですか?』と問い質す。会社経営のお菓子屋さんであり、とても美味しいケーキ🍰だった。誰もが口にすると、『―――上手い・・・』と言う―――。
『―――君は・・・どうやって・・・此のケーキ🍰を作ったのかね?日本人好みの味が・・・でているではないか・・・』
『それは・・・ですね・・・私は・・・小さい頃から、両親がお菓子屋さんだったのもあるし・・・ホイップクリームの混ぜ方をも・・・知っていました・・・だけど、味見をすると・・・やっぱり・・・不味い・・・そう思う時があった。だけど、私は・・・ケーキ🎂や色々な、物を作るとか、見せて貰ったり、そういう時の中で、気持ちの問題だと・・・気づきました・・・』
―――暗い気持ちで・・・お菓子🍩を作ると・・・心が空っぽになってしまう・・・だから・・・人に・・・愛情を持つのと同じように・・・お菓子🍩にも・・・愛情を持つことが・・・大事である―――。
其の言葉に、彼女はニコッと笑みを浮かべた。ホイップクリームは生クリームだけでなく、チョコレートやイチゴ🍓、色々な、クリームがスポンジケーキに塗り立てられていた。クリームは砂糖の調節が大事であり、塩とかと間違えては行けないし、甘党と苦味を分けることが大事だ。とても楽しみにしており、間宮裕子はとても美味しいケーキ🎂を食べさせてみたくなるし、手渡してみた。
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