本能で恋をする
堕とされる
「な、に…してるの……?
海斗…やっぱり私のこと……好きじゃ、な、くなった…の…」
そう言うと、崩れ落ちた、彼女・江川 凛音。そう、私があの時呼んだのだ。
「凛音!!!」
慌てて駆けつける、海斗様の手を掴むが―――
パシッ―――
「離せ………」
物凄い怒りの表情で、頬をひっぱたかれた。
その悪魔のような顔が怖くて……恐る恐る手を離す。
海斗様は、彼女に駆け寄り
「凛音!?
凛音!?大丈夫か?
ごめんな、ごめんな……」
と、力一杯抱き締めた。
「海斗ぉ…
私のこと嫌わないでぇ……お願い…
悪いところは全部直すから!
お願い……」
「大丈夫…嫌いになるわけないよ!
凛音しか好きじゃない。凛音しかいらないよ」
そう言って彼女の頬を撫で、口唇にキスをした。
「本当…?信じていいの?」
「もちろん…。てゆうか、俺しか信じないでよ………」
その言葉に安心したのか、彼女は気を失った。
私はその一連の流れを何とも言えない気分で見ていた。
海斗様のあまりの怒りの表情と、彼女に向ける愛情を。
海斗…やっぱり私のこと……好きじゃ、な、くなった…の…」
そう言うと、崩れ落ちた、彼女・江川 凛音。そう、私があの時呼んだのだ。
「凛音!!!」
慌てて駆けつける、海斗様の手を掴むが―――
パシッ―――
「離せ………」
物凄い怒りの表情で、頬をひっぱたかれた。
その悪魔のような顔が怖くて……恐る恐る手を離す。
海斗様は、彼女に駆け寄り
「凛音!?
凛音!?大丈夫か?
ごめんな、ごめんな……」
と、力一杯抱き締めた。
「海斗ぉ…
私のこと嫌わないでぇ……お願い…
悪いところは全部直すから!
お願い……」
「大丈夫…嫌いになるわけないよ!
凛音しか好きじゃない。凛音しかいらないよ」
そう言って彼女の頬を撫で、口唇にキスをした。
「本当…?信じていいの?」
「もちろん…。てゆうか、俺しか信じないでよ………」
その言葉に安心したのか、彼女は気を失った。
私はその一連の流れを何とも言えない気分で見ていた。
海斗様のあまりの怒りの表情と、彼女に向ける愛情を。