本能で恋をする
家に帰り、凛音に早速聞いてみる。
「あっ!そうだった!
そうなの。明後日同窓会!
でもなんで、海斗知ってるの?」
「君加さんにたまたま会って聞いたんだ。」
「そっかぁ。ごめんね。隠してたわけじゃなくて、ここんとこ色々あって、言いそびれてた……」
困ったように笑う凛音。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
次の日、凛音が同窓会に着て行く服を買いに行きたいと言うので、買い物に出かけた。
「あっ!これ可愛い☆」
「これも!素敵☆」
「てゆーか、凛音。亮くんってやつも来んの?」
「え?うん、来るって言ってたと思う」
「へぇー。亮くんってなんて名前?」
「ん?木野 亮平くんだよ」
“亮くん”ってことしか知らないので、一応聞いておく。
「どうしよう…。海斗はどれがいいと思う??
ワンピースと、パンツ系!」
「俺はなんでもいいと思うよ」
「えー。真剣に考えてよ!
婚約者がみんなにダサいって思われたくないでしょ?」
別にいいんだけどな。出来ればダサいって思われた方がいいかも?
凛音の良さは俺だけが分かってればいいし。
つーか、なんで他の奴が見るための服をなんで俺が決めなきゃいけないんだ。
「よし。このワンピースにしよっと☆」
やっと終ったか……っておい!
それダメだろ!?
凛音が選んだワンピースは、上品でシンプルだが、スカート丈が短い。そんなのを他の男に見せるのかよ!
てゆーか、亮くんに!!!!
「凛音、それ似合わない!
他のにしな!」
「え?そう…?そうかな?」
俺は無造作に選び―――
「これは?」
「え…?これ?」
なんと、俺が選んでしまったワンピースは、スカート丈は問題ないのだが、背中や首元が広く開いている。
ゲッ、ヤバっ――――
自分が勧めた手前、引っ込めることもできずにいると………
「へぇー、海斗こうゆう服が好きなんだね!
なんか意外だな……。
わかった。海斗がいいなら、そうするね☆」
「いや、違う!
ちょっ…凛音!?」
凛音は足早にレジに向かった。
「あっ!そうだった!
そうなの。明後日同窓会!
でもなんで、海斗知ってるの?」
「君加さんにたまたま会って聞いたんだ。」
「そっかぁ。ごめんね。隠してたわけじゃなくて、ここんとこ色々あって、言いそびれてた……」
困ったように笑う凛音。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
次の日、凛音が同窓会に着て行く服を買いに行きたいと言うので、買い物に出かけた。
「あっ!これ可愛い☆」
「これも!素敵☆」
「てゆーか、凛音。亮くんってやつも来んの?」
「え?うん、来るって言ってたと思う」
「へぇー。亮くんってなんて名前?」
「ん?木野 亮平くんだよ」
“亮くん”ってことしか知らないので、一応聞いておく。
「どうしよう…。海斗はどれがいいと思う??
ワンピースと、パンツ系!」
「俺はなんでもいいと思うよ」
「えー。真剣に考えてよ!
婚約者がみんなにダサいって思われたくないでしょ?」
別にいいんだけどな。出来ればダサいって思われた方がいいかも?
凛音の良さは俺だけが分かってればいいし。
つーか、なんで他の奴が見るための服をなんで俺が決めなきゃいけないんだ。
「よし。このワンピースにしよっと☆」
やっと終ったか……っておい!
それダメだろ!?
凛音が選んだワンピースは、上品でシンプルだが、スカート丈が短い。そんなのを他の男に見せるのかよ!
てゆーか、亮くんに!!!!
「凛音、それ似合わない!
他のにしな!」
「え?そう…?そうかな?」
俺は無造作に選び―――
「これは?」
「え…?これ?」
なんと、俺が選んでしまったワンピースは、スカート丈は問題ないのだが、背中や首元が広く開いている。
ゲッ、ヤバっ――――
自分が勧めた手前、引っ込めることもできずにいると………
「へぇー、海斗こうゆう服が好きなんだね!
なんか意外だな……。
わかった。海斗がいいなら、そうするね☆」
「いや、違う!
ちょっ…凛音!?」
凛音は足早にレジに向かった。