本能で恋をする
目が覚めると、病院のベットの上だった。
「あれ?生きてる?」
でも身体中が痛く、指一本動かせない。
ガラッ――――
「あっ、目が覚めた?」
「君加?と、旦那、さん?
俺……生きてるの?」
「はぁ?当たり前でしょ?」
「だって、俺………」
「あー、さすがに殺しはしないよ。犯罪者にはさせられないし。
まぁ、ギリギリだったけどね。
旦那が止めてくれたの」
「あ、そうなんだ。ありがとう、ございます」
「お礼なんかいらない。海斗がやらなかったら、俺がお前を殺ってた」
君加の旦那の狂気に寒気がした。
優しい顔の奥にある、なんとも言えない狂気。
「あと、凛音から伝言。
今は会えない。でもいつか会えるようになったらまた友達から始めよう!って!!」
涙が出た―――――――
*****木野 亮平side・終*****
「あれ?生きてる?」
でも身体中が痛く、指一本動かせない。
ガラッ――――
「あっ、目が覚めた?」
「君加?と、旦那、さん?
俺……生きてるの?」
「はぁ?当たり前でしょ?」
「だって、俺………」
「あー、さすがに殺しはしないよ。犯罪者にはさせられないし。
まぁ、ギリギリだったけどね。
旦那が止めてくれたの」
「あ、そうなんだ。ありがとう、ございます」
「お礼なんかいらない。海斗がやらなかったら、俺がお前を殺ってた」
君加の旦那の狂気に寒気がした。
優しい顔の奥にある、なんとも言えない狂気。
「あと、凛音から伝言。
今は会えない。でもいつか会えるようになったらまた友達から始めよう!って!!」
涙が出た―――――――
*****木野 亮平side・終*****