王子と社長と元彼に迫られています!
「!?!?」
慌ててルームウェアの襟元を手で押さえる。勝手に家ではバスローブとかを着ていそうなイメージだったが、暁さんの部屋着はもこもことした可愛らしいものだった。レディースの部屋着で人気なブランドのメンズラインである。いかにも紬くんが着ていそうだ。
「隠すの、そこだけでいいのか?」
「え?・・・!!!」
そう言われて更に下を見るとなんとルームウェアのボトムスが床に落ちていた。ゆるかったので夢中でジャンプしているうちに脱げてしまったようだ。トップスも長いからお尻まですっぽり隠れているけれど、それでも・・・てか、気づけよ私!
「ああああの!すごく履き心地良くてまるで何も履いてないみたいだったから!」
「ほう。だから履かなくてもいいと思って脱いだんだな。なるほど。」
「違いますっ!」
とんちんかんな言い訳をしつつボトムスを拾おうとする私に暁さんがじりじりと近づいてきた。
「お前、確信犯だろう。現行犯逮捕しなくちゃな。」
「そ、そういうつもりじゃ・・・。」
結局拾うことは出来ず、後退りしているうちに足がソファにぶつかり、すとん、と座ってしまう。とっさに襟元を押さえているのと逆の手で太股の辺りを隠した。
慌ててルームウェアの襟元を手で押さえる。勝手に家ではバスローブとかを着ていそうなイメージだったが、暁さんの部屋着はもこもことした可愛らしいものだった。レディースの部屋着で人気なブランドのメンズラインである。いかにも紬くんが着ていそうだ。
「隠すの、そこだけでいいのか?」
「え?・・・!!!」
そう言われて更に下を見るとなんとルームウェアのボトムスが床に落ちていた。ゆるかったので夢中でジャンプしているうちに脱げてしまったようだ。トップスも長いからお尻まですっぽり隠れているけれど、それでも・・・てか、気づけよ私!
「ああああの!すごく履き心地良くてまるで何も履いてないみたいだったから!」
「ほう。だから履かなくてもいいと思って脱いだんだな。なるほど。」
「違いますっ!」
とんちんかんな言い訳をしつつボトムスを拾おうとする私に暁さんがじりじりと近づいてきた。
「お前、確信犯だろう。現行犯逮捕しなくちゃな。」
「そ、そういうつもりじゃ・・・。」
結局拾うことは出来ず、後退りしているうちに足がソファにぶつかり、すとん、と座ってしまう。とっさに襟元を押さえているのと逆の手で太股の辺りを隠した。