三度目のファーストキス
つらいー桃花
「はあ~。」
「ん?さっきから、溜息ばかりついてるけど、どうした?体調でも悪い?」
「え?」
大学での昼食時間。ほのちゃんと大好きなお弁当時間のはずなのに。気づかない間に何回も溜息をついていたみたい。
「ううん。大丈夫だよ。」
「そう?何か悩み事か~?これでも食べて元気だせ?」
大好物のほのちゃん手作りの玉子焼きを口に入れてくれた。甘くとろける玉子にほっこりした。ああ、つらいよ…
「よしよし、悩みがあるならおねぇちゃんに言ってみ?」
にこにこ頭を撫でながら言ってくれる。私と1か月しか違わないのに。おねぇちゃんだってさ。ほのちゃんとは生まれた日付けが一緒なんだよね。生まれた月はほのちゃんが1か月早い。
「おねぇちゃん、私、好きな人ができたみたい。つらいよ…」
「えっ!桃花が恋?」
ふふっ。ほのちゃんが目をまんまるにして私を見る。そうだよね。こんな話初めてする。
「気づいた時点でもう振られてる。それなのにひどいことしちゃったよ…もう会えないのに、すごく会いたい…っ」
話を始めたらまた感情が高ぶってきて涙があふれそうになってしまった。人を好きになるって初めての経験。こんなにつらいなんて知らなかった。
「知らない間にいろいろあったみたいだね。恋するのは楽しいことばかりじゃないからね。ほら、話してみ?おねぇ様が聞いてあげるぞ。」
「…ぅっ…」
ほのちゃんがすっごく優しい顔して言うから我慢していた涙があふれ出してしまった。
「ん?さっきから、溜息ばかりついてるけど、どうした?体調でも悪い?」
「え?」
大学での昼食時間。ほのちゃんと大好きなお弁当時間のはずなのに。気づかない間に何回も溜息をついていたみたい。
「ううん。大丈夫だよ。」
「そう?何か悩み事か~?これでも食べて元気だせ?」
大好物のほのちゃん手作りの玉子焼きを口に入れてくれた。甘くとろける玉子にほっこりした。ああ、つらいよ…
「よしよし、悩みがあるならおねぇちゃんに言ってみ?」
にこにこ頭を撫でながら言ってくれる。私と1か月しか違わないのに。おねぇちゃんだってさ。ほのちゃんとは生まれた日付けが一緒なんだよね。生まれた月はほのちゃんが1か月早い。
「おねぇちゃん、私、好きな人ができたみたい。つらいよ…」
「えっ!桃花が恋?」
ふふっ。ほのちゃんが目をまんまるにして私を見る。そうだよね。こんな話初めてする。
「気づいた時点でもう振られてる。それなのにひどいことしちゃったよ…もう会えないのに、すごく会いたい…っ」
話を始めたらまた感情が高ぶってきて涙があふれそうになってしまった。人を好きになるって初めての経験。こんなにつらいなんて知らなかった。
「知らない間にいろいろあったみたいだね。恋するのは楽しいことばかりじゃないからね。ほら、話してみ?おねぇ様が聞いてあげるぞ。」
「…ぅっ…」
ほのちゃんがすっごく優しい顔して言うから我慢していた涙があふれ出してしまった。