三度目のファーストキス
「ももちゃん、ももちゃん」
無言のまま進むももちゃんに声をかけるけど、相変わらず反応なし。ずっと肩を抱いているのにツッコミもない。まあ、俺はうれしいけど。
それでも頭の中はレンクンでいっぱいなのは悔しくて、ほっぺに軽くキスをしてみた。
「えっ?」
やっとこっち見た。
「そんなに俺のこと無視すると今度は口にするよ~?」
「ごっ、ごめん!じゃなくて、やめてよっ!」
真っ赤な顔で俺を見た。よかった、やっといつものももちゃんだ。かわいい。ももちゃんのこのテレ顔たまんない。気持ちに気づいてからますますももちゃんが可愛く思える。
ぎゅっと抱き締めて、ほっぺにまた何回かキスを落とした。
「ちょ、ちょっと智くん、やめて。わかったから!」
ももちゃんが押してくるけど、彼女の力なんかじゃ俺を引き離すことはできない。
「ホント、こういうのやめた方がいいって。」
「なんで?」
「なんでって…好きな人にするもんでしょ。」
「じゃあ、いいじゃん。俺ももちゃん大好きだもん。」
やっぱり俺はいつもの通りに軽くしか言えない。
「はいはい。そうですか~」
案定のももちゃんの塩対応。ふふっ。
「本気だよ?」
「は~い」
上目づかいでアピールしてもももちゃんには届かない。本当だね。ももちゃんが言ってたっけ。本気で好きになった人に信じてもらえないって。その通りです。どうやって伝えよう。何せ本気になったのが初めてだからどうしたらいいかわからない。
「……」
ももちゃんはすっと表情が暗くなった。
「何かあったの?」
顔をももちゃんの頭にのせ、背中を優しくさすりながら、静かに聞いた。
「……」
ももちゃんは暴れるのをやめ、静かになった。
「…何でもない。ちょっと、レンくんと喧嘩しただけ...」
「そっか」
ちょっと喧嘩って雰囲気じゃなかったけど。すんごく気になる。でも、俺には話してくれないようだ。
腕の中からももちゃんを放し、手を繋いだ。
「俺、お腹空いたからちょっとコンビニつきあって。」
無言のまま進むももちゃんに声をかけるけど、相変わらず反応なし。ずっと肩を抱いているのにツッコミもない。まあ、俺はうれしいけど。
それでも頭の中はレンクンでいっぱいなのは悔しくて、ほっぺに軽くキスをしてみた。
「えっ?」
やっとこっち見た。
「そんなに俺のこと無視すると今度は口にするよ~?」
「ごっ、ごめん!じゃなくて、やめてよっ!」
真っ赤な顔で俺を見た。よかった、やっといつものももちゃんだ。かわいい。ももちゃんのこのテレ顔たまんない。気持ちに気づいてからますますももちゃんが可愛く思える。
ぎゅっと抱き締めて、ほっぺにまた何回かキスを落とした。
「ちょ、ちょっと智くん、やめて。わかったから!」
ももちゃんが押してくるけど、彼女の力なんかじゃ俺を引き離すことはできない。
「ホント、こういうのやめた方がいいって。」
「なんで?」
「なんでって…好きな人にするもんでしょ。」
「じゃあ、いいじゃん。俺ももちゃん大好きだもん。」
やっぱり俺はいつもの通りに軽くしか言えない。
「はいはい。そうですか~」
案定のももちゃんの塩対応。ふふっ。
「本気だよ?」
「は~い」
上目づかいでアピールしてもももちゃんには届かない。本当だね。ももちゃんが言ってたっけ。本気で好きになった人に信じてもらえないって。その通りです。どうやって伝えよう。何せ本気になったのが初めてだからどうしたらいいかわからない。
「……」
ももちゃんはすっと表情が暗くなった。
「何かあったの?」
顔をももちゃんの頭にのせ、背中を優しくさすりながら、静かに聞いた。
「……」
ももちゃんは暴れるのをやめ、静かになった。
「…何でもない。ちょっと、レンくんと喧嘩しただけ...」
「そっか」
ちょっと喧嘩って雰囲気じゃなかったけど。すんごく気になる。でも、俺には話してくれないようだ。
腕の中からももちゃんを放し、手を繋いだ。
「俺、お腹空いたからちょっとコンビニつきあって。」