ほろ苦彼氏の甘い口づけ
学校もバイト先も違うけど、毎月必ず会っているし、週に1回連絡も取っている。
夏休みと冬休みも、出勤日や帰省する時期を調整して毎週会っていて、先月は2人で初詣に行った。
他の人からしてみたら物足りなさを感じるのかもしれないけど……『次はいつ頃会えそう?』と、毎回次のデートの約束をするくらい、仲は良好。
果たしてこれを倦怠期と言えるだろうか。
「だ、だよね〜! バレンタインの日に会うならありえないか! 変なこと言ってごめんね!」
「そうだよっ! カップルの数だけ付き合い方があるんだから! ね、豊香!」
「うんっ。それに、時代と共に価値観も変わってきてるし。本人達が満足してるならいいよね!」
慌てて謝罪する愛菜と、謎のフォローを入れる琴実と豊香。
……動揺しまくってるのが丸わかりだよ。なによりその言葉、私よりも自分自身に言い聞かせて納得してない?
別に、責めるつもりはこれっぽっちもないんだけどね。悪気があったわけじゃないって、ちゃんとわかってるから。
だから、気に病む必要は全くない!
夏休みと冬休みも、出勤日や帰省する時期を調整して毎週会っていて、先月は2人で初詣に行った。
他の人からしてみたら物足りなさを感じるのかもしれないけど……『次はいつ頃会えそう?』と、毎回次のデートの約束をするくらい、仲は良好。
果たしてこれを倦怠期と言えるだろうか。
「だ、だよね〜! バレンタインの日に会うならありえないか! 変なこと言ってごめんね!」
「そうだよっ! カップルの数だけ付き合い方があるんだから! ね、豊香!」
「うんっ。それに、時代と共に価値観も変わってきてるし。本人達が満足してるならいいよね!」
慌てて謝罪する愛菜と、謎のフォローを入れる琴実と豊香。
……動揺しまくってるのが丸わかりだよ。なによりその言葉、私よりも自分自身に言い聞かせて納得してない?
別に、責めるつもりはこれっぽっちもないんだけどね。悪気があったわけじゃないって、ちゃんとわかってるから。
だから、気に病む必要は全くない!