幼なじみじゃなきゃダメ?
「ねえ、梓沙ちゃん
梓沙ちゃんの事あずにゃんって呼んでいい?」
「いいよ!
私初めてあずにゃんって言われる!!真那ちゃん
の事は、真那って呼び捨てにしてよんでもいい?」
「へへっ、やったー、うれしい
そういえば、さっき廊下で聞こえちゃったんだけど
あずにゃんと慎くんって一緒に住んでるの?」
私は驚きのあまりうっかり大き声を出してしまった。
「え、え!!!!」
クラスにいる人が驚いたようにいっせいに私を見てきたので恥ずかしくなってうつむいた。
「真那、さっきの会話聞こえてた?」
「うん、廊下まで聞こえてたよ」
「まじでー」
「あ、でも私以外に誰も廊下にいなかったよ」
「ほんと?!よかったー」
「あずにゃん本当に一緒に住んでるんだね」
ふふっと笑ってきたので私はしまったと思った。
まだいってなかったけどもう真那には同居のことバレたし全部言おうと思った。
「実はね.....」
「えーっ!」
「真那、しーーーっ」
「あ!!ごめんごめん
まさか本当に一緒に住んでるなんて思ってなかったよ、いいなぁーそういうの憧れる」