#OVER TIME
「おっわ!!久しぶりだなー!!翔真んち!!!きゃほーい!!!」
そして翔真の部屋に到着するなりベットで思いっきり高く飛び跳ねる未茉。
「このベットでヤルんだとか考えてないんだろうなぁ。」
相変わらずのそのテンションに呆れながらもコソッと結城は翔真に耳打ちすると、
「ま、俺らが盛り上げてサッと消えてやるから安心しろよな!な?翔真」
「別にもう消えてくれていいんだけど…」
「おいこら・・・」
「うわぁああ!!!」
バッシャーン!!!!
コーラを開けようとしたら勢いよく中身が噴出し、未茉の体に降りかかってしまった。
「誰だよ!!!コーラ振ったやつはぁぁぁ!!!お前か!!結城!!」
「俺じゃねーよ!!お前がパーティだって振り回していたじゃねえか!!!!」
気づくと未茉の体は髪から上半身びしょ濡れでバスTまで体にまとわりつくようだった。
「うわぁーんコーラぁぁ!!楽しみにしてたのにぃい!!」
「未茉、とりあえずシャワー浴びてきたら?姉貴の服が確かあったはず…」
翔真がタオルで頭を覆うように拭いてると、結城と三上はニヤニヤと目配せをしている。
渋々未茉がシャワーへ移動をして、翔真が部屋に戻ってくると
「じゃ俺らこれでドロンするわ!!」
「よかったな。翔真願ってもない展開だな。話が早い。」
「そそそ。シャワーからでた白石を押し倒す!俺ら必要なかったな」
あははと嬉しそうに帰り支度を始める二人。