2番目の恋
ファミレスからゆっくりと駅へ向かう。
今日の夕ご飯は適当でいいや。
冷凍チャーハンもあったし。
咲良には何を食べさせよう?
納豆ご飯でいいか。
そんなことを考えていると、いつのまにか改札を抜けていた。
笹崎も。
「え?」
「ほら、ベビーカー階段のとこ降ろさないといけないっしょ。」
そう言って。
下りは私が咲良を抱っこして、笹崎がベビーカーを持ってくれた。
なんでこんなに優しいの。
ほんといい奴。
「うちでご飯食べる?」
私の口から出た無意識な言葉。
自分で言って少し驚く。
隣で電車を待つ笹崎も少し驚いて私を見る。
「何もないけど。」
慌てて言葉を付け足した。
笹崎は「おう。行く行く。」とクールぶる。
ねえ、笹崎、顔に「よっしゃー」って出てるよ?
何もないからね?
そしてそのまま、一緒に電車に乗った。
綺麗な夕焼けを窓からひたすら眺めていた。
今日の夕ご飯は適当でいいや。
冷凍チャーハンもあったし。
咲良には何を食べさせよう?
納豆ご飯でいいか。
そんなことを考えていると、いつのまにか改札を抜けていた。
笹崎も。
「え?」
「ほら、ベビーカー階段のとこ降ろさないといけないっしょ。」
そう言って。
下りは私が咲良を抱っこして、笹崎がベビーカーを持ってくれた。
なんでこんなに優しいの。
ほんといい奴。
「うちでご飯食べる?」
私の口から出た無意識な言葉。
自分で言って少し驚く。
隣で電車を待つ笹崎も少し驚いて私を見る。
「何もないけど。」
慌てて言葉を付け足した。
笹崎は「おう。行く行く。」とクールぶる。
ねえ、笹崎、顔に「よっしゃー」って出てるよ?
何もないからね?
そしてそのまま、一緒に電車に乗った。
綺麗な夕焼けを窓からひたすら眺めていた。