幸福音
俺の秘密
男女共学の志望校に入学したから1ヶ月くらいが経った。
教室で教科書をなんとなく眺めている俺。
時折、校庭を眺めては新緑の香りを探す。
「あいつ、またボッチだぜ」
「お前が声かけたらー?」
「声なんてかけたらクラスで浮いちまう」
そんな俺を笑うクラスメイト。
ボッチだからなんなんだ。
俺はひとりがいいんだ。
ひとりでいれば、妄想を膨らますことが……。
「あいつ、絶対えっちな妄想してるぜ!?」
ごほっ!
俺をバカにするクラスメイトの言葉に、思わずむせてしまう。
「やっぱり、えっちな妄想してやがる!」
俺の反応に調子に乗るクラスメイトが腹立たしい。
こんな教室でえっちな妄想なんてするわけがない。
妄想するとしたら……。
って、いやいや!
俺はなにを考えているんだ。
高校生にもなってくだらない発言している奴らと同じ思考回路だけは避けたい。
俺の妄想は、もっと純粋でピュアなんだ。
純粋もピュアも意味は一緒か。
はぁ。
なんだか疲れる。
そう思っていると。
教室で教科書をなんとなく眺めている俺。
時折、校庭を眺めては新緑の香りを探す。
「あいつ、またボッチだぜ」
「お前が声かけたらー?」
「声なんてかけたらクラスで浮いちまう」
そんな俺を笑うクラスメイト。
ボッチだからなんなんだ。
俺はひとりがいいんだ。
ひとりでいれば、妄想を膨らますことが……。
「あいつ、絶対えっちな妄想してるぜ!?」
ごほっ!
俺をバカにするクラスメイトの言葉に、思わずむせてしまう。
「やっぱり、えっちな妄想してやがる!」
俺の反応に調子に乗るクラスメイトが腹立たしい。
こんな教室でえっちな妄想なんてするわけがない。
妄想するとしたら……。
って、いやいや!
俺はなにを考えているんだ。
高校生にもなってくだらない発言している奴らと同じ思考回路だけは避けたい。
俺の妄想は、もっと純粋でピュアなんだ。
純粋もピュアも意味は一緒か。
はぁ。
なんだか疲れる。
そう思っていると。
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