もしこの気持ちを伝えたなら
「わかればよーし、じゃぁ相田くん、またね」

そう言ってまたニコッと彼女は笑った。
そして手を振りながら彼女は校内に入っていった。
俺は彼女の後ろ姿が見えなくなるまでその場を動けなかった。
俺はまた頬を触って熱くないか確認する。
彼女の姿が見えなくなった後、もう一度クラス表に目をやり教室に向かった。
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