1人で頑張らなくてもいいんだよ、俺にも頼ってよ


「まあ、友達と話したり、漫画読んだりの知識だけどな」

「海斗くんのお母さんはこういう本を買ってるのは知ってるの?」

「んー、どうだろ……もし俺がいない時に部屋を見ても黙っておくんじゃないかな(笑)っても漫画だよ」

「でも、胸のこんな大きい子が表紙……
肩こりそうね」


そこ?

「その子はGカップだって、菜々美は?」

「へぇ〜、私はD」

えっ、十分だと思います

まあ、見た目でそこそこはあるとは思っていたけど……

海斗は普通に答えてくれたことに少しびっくりして少し顔がニヤけてしまった

読んでる(笑)

片付けながら止まるパターンだな


「菜々美は漫画読まねーの?」

「あんまり……小説の方が読むかな」

漫画を読んでいた菜々美を海斗は後ろから抱きしめた

「じゃあ、こういう知識はどこで?」

菜々美の頭を横にしてキスをする

菜々美の手から漫画が落ちた


「ん?菜々美はこの後どうするかわかってんの?」

海斗は菜々美の胸に手を当てて触った

「えっと……あまり、わからない」

菜々美の耳は真っ赤になっていた

可愛いなぁ(笑)


「俺が怖い?」

「怖くないよ」

「この先をしたいって言っても?」



「………うん」

菜々美は頷いた

前に海斗くんが泊まりに来てくれた時に海斗くんはちゃんと私と下の2人の事を考えてくれてスルのをやめてくれた

私が簡単に泊まってもいい事を承諾してしまった事も悪いと思う

付き合うってこういう事も頭に入れとかないといけないとその時に思った

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