1人で頑張らなくてもいいんだよ、俺にも頼ってよ
日付も変わって夜中の0時を過ぎて菜々美の部屋に海斗は入ってきた
「やっと寝た」
「お疲れ様」
「菜々美は毎日寝かしつけ大変だなぁ」
「海斗くんがいて嬉しいからよ(笑)」
「また、勉強教えて」
春休みのプリントを出す
「でも、かなり終わってるじゃない」
「3学期の成績が悪かったんだよな、さすがに母さんに怒られたからさ、俺さ冬は冬眠するかも……」
「何言ってんの、受験するんでしょ?冬がんばらないと駄目でしょ」
「う〜そうだ、菜々美と同じ大学に行けない」
海斗のプリントを終わらせて2人は眠りについた
目覚ましが鳴る
「海斗くん、離してよ」
「温かいんだもん、菜々美の身体と布団」
海斗くんの勉強終わりにたくさんのキスをくれた
半年分と言って……
もちろん最後まではしなかった
まあ、胸は触られてるし、顔も何なら胸につけているけれども……
「何時?」
「6時」
「早いよ〜部活は8時半集合だよ」
「お弁当入れようと思って」
「おにぎりでいいからもうちょっと触りたい」
「もう〜(笑)」
海斗くんのサラサラヘアーを撫でた
「菜々美の胸好き〜、あったかい」
「今日の朝ごはんは何にする?」
そうだ、菜々美の家は朝ごはんを選べるんだった
「オムライスが食べたい」
「わかった、コンソメスープも付けてあげる」
「やった!」