1人で頑張らなくてもいいんだよ、俺にも頼ってよ


「用がある時は電話をする」

「そうだね、短くてもその方がいいかもね
私もね待ってるだけじゃ駄目なんだなって明日香から教わった」

「どういう事?」

「海斗くん……えっと……これからもよろしくお願いしますと……好きです」

「菜々美……俺だって好きだよ」

「ちゃんと言葉にするって大事だね(笑)」

海斗くんが両手を広げてくれた

菜々美は海斗に抱きつく

「やっぱり菜々美は温かい」

菜々美にキスをした



「やばいんだよ、こんなにひっつくと我慢できなくなる、菜々美とヤリたくなるんだよ」

「もしかして、それであまりひっつかないの?」

「だって、ガッツいて嫌われたくねぇもん
俺わがままだし、無理もいいたくない」


海斗くんも考えてくれてたんだね

よかった……

「あっ、お父さんの予定教えて」

こういうことだよなってブツブツいいながら携帯にメモしていく

部活の予定も菜々美に送った

本当に俺って忘れやすいからさー

マジで遠慮せず言ってなと菜々美に言ってくれた



お父さんが帰るまでキスしていい?と聞いてくる

菜々美は頷いた

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