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親友の恋人を寝盗った後からのストーリー。 彼がどれだけ親友を愛し、後悔していたのかを間近で見てきた主人公。 悲劇のヒロインぶるわけでもなく、自分の所業と状況を理解し、それでも愛するのをやめられない愚かさと、意地。 不倫、略奪系はリアルでも小説でもすごく苦手なのですが、縋らない、辛くても前を向こうとする姿に泣けました。 短編だからドロドロした描写もなく、気持ちを切り替えた主人公の視点のみでサクサク読み進められたのも良かったです。