キミとセクシャルを越えて。

“でも、同時に諦めがつきました。

男性が恋人対象で、女性ではない。
だけど、それは、公には
知られてはいけない。じゃあ、
どうするか。もう、
なにもなかったことにする。

だれも好きになら無い。
勉強だけが友達。それでいい。

成績優秀でいれば、目立たないよう
存在すれば、誰も文句言わないだろう。

その時は、思考が狂ってて
そういう考えしかなくって…

そして、ボクは、中学生になり、
塾へ通い始めました。

学校、塾、学校、塾…のくり返し
なにも考えず、ただ勉強してれば
自分のことに、触れてくる人はいない。

そういう考えで
毎日を過ごしていました。


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